幼稚園とは?

幼稚園は「子どもがはじめて出会う」学校です
 幼稚園は、学校教育法に基づく人間最初の学校。国のナショナルカリキュラムである幼稚園教育要領に沿った教育を行います。私立幼稚園には私学としての建学の精神があり、理想とする教育・保育理念のもと、それぞれの園で質の高い、特色ある豊かな幼児教育を推進しています。保護者の皆様には、幼児教育に寄せる期待と、お子様の個性に応じた幼稚園をお選びいただけます。

なぜ満3歳から?
 3歳になると、子どもは周りへの興味・関心・人とのつながりなどが広がり、自立へと向かいはじめます。幼稚園は、このような発達を踏まえて、初めての集団生活の中で、一人一人の良さや可能性を伸ばしていくところです。

遊びは大切な学び
 幼稚園は、遊びを大切にした教育を行っています。
この時期に思いきり遊ぶことで、その後の学びや創造性が、豊かになると言われています。このため、幼稚園では小学校以降の教育と異なり、教科書を使わず環境による教育を大事にし、遊び中心の活動を行っています。これらの遊びは、国語や、算数などと同じように子どもの将来にとって、重要な学びなのです。

主体的、対話的で深い学び
 平成29年に改訂された国のナショナルカリキュラムである幼稚園教育要領。そこには、学校教育の始まりとして、一人一人の子どもたちが、将来、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにするための基礎を培うために必要な力が示されています。今、目の前の幼な子たちが大人になった時に迎える新しい時代を生き抜くために必要な力、それが主体的・対話的で深い学びの中にあるのです。各園では、質の高い幼児教育を実践できるよう、教員研修に励んでおります。皆様の大切なお子様にも、ぜひ質の高い幼児教育を授けていただきたいと思います。

認定こども園とは?

 認定こども園は、教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育所の両方の機能を併せ持っている施設です。教育内容に関することは、幼稚園の内容を基準としています。

認定こども園の種類

▪️幼保連携型  
幼稚園の機能と保育所の機能の両方をあわせ持つ単一の施設として、認定こども園としての機能を果たすタイプ 

▪️幼稚園型  
認可幼稚園が、保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ

▪️保育所型  
認可保育所が、保育が必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定子ども園としての機能を果たすタイプ

▪️地方裁量型  
幼稚園・保育所いずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ

内閣府HPより転載